こんにちは!妊婦ブロガーの山野サチコ( @yamasachi_life )です。
今回のテーマは「里帰り出産」です。

- 実家が遠い
- 初めての出産で不安
- 里帰り出産するのが当たり前なの?
- 大きいお腹を抱えて遠方の実家に帰れるのか不安
こんな疑問に答えます。
私は初めての妊娠で里帰り出産するかしないか迷った末に、里帰りしないことに決めました。
里帰りしないと決めるまでに考えたこと、決断した理由などをお話します。
あくまで私の場合の話ですが、里帰り出産で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
実家は飛行機の距離
参考までに私の状況をご説明します。
・実家に帰るには新幹線・飛行機を使っても5時間以上。
・今のまちに友達ゼロ。知り合いは仕事関係者のみ。
・夫の実家は車で2時間弱。
実家が遠く仕事もしているので、帰省できるのは多くても年に3回ほどです。
両親は最近まで休みなく働いていたため、まだ私の住んでいる街に来たことがありません。
初めての妊娠!当然、里帰りするものと思っていた
子どもを産むと決めた時、当たり前のように里帰り出産を想定していました。
孫の誕生を待ち望んでいる両親のそばで
初めての子育てを始めたいと思ったからです。
両親は仕事と祖母の世話で忙しく、
結婚後40年近くほとんど家を離れたことがありません。
そんな両親が遠路はるばる私と赤ちゃんに会いに来るのは大変だろうと思いました。
里帰り出産が必ずしも正解でないことを知る

妊娠が分かっていろいろな本を読むうちに、里帰り出産だけが正解ではないことに気づきました。
ここで初めて「里帰り出産しない」という選択肢について考えてみたのです。
実家が遠い友達にも相談しました。
友達は里帰り出産するメリットが少ないと感じ、里帰りせずに出産することに決めたそうです。
私も里帰り出産のメリット・デメリットを考えてみることにしました。
里帰り出産のメリット・デメリット~私の場合~
里帰り出産をするメリットとデメリットは人それぞれです。
- 家庭の状況
- 実家との距離
- あなた自身の性格
- 両親との関係性
など、さまざまな角度から考えてみる必要があります。
私の場合は次のようなメリット・デメリットがありました。
【メリット】実の両親からサポートを受けられる
- 孫を待ち望んでいる両親のそばで子育てを始められる
- 出産の前後、実の両親からサポートを受けられる(甘えやすい?)
- 地元の友達に会えるチャンスがあるかも
- 子ども4人を育てる従姉妹からもアドバイスをもらいやすい
- 自然豊かなので空気がきれい
出産前後はとにかく大変なイメージ。
サポートしてもらうなら、実の親の方が甘えやすいと思いました。
【デメリット】夫と離れ離れになる
- 大きなお腹で新幹線や飛行機に乗らなければならない
- 産休に入る時期が少し早まる
- 病院の先生や助産師さんと信頼関係を築く時間が短い
- 実家がド田舎なので、病院まで車で30分近くかかる
- ド田舎なのでベビー用品やマタニティグッズを買える店が少ない
- 母の作る料理があまり健康的ではない、などストレスが貯まりそうな要因アリ
- 夫と長期間離れ離れになる
- 夫が出産に立ち会えないかもしれない
- 生まれてすぐの時期に夫が育児に携われない
- 出産後、実家でそろえたベビーグッズなどを自宅に送る手間がある
- 赤ちゃんを抱いて新幹線・飛行機で長時間移動しなければならない
書き出してみると出てくる、出てくるデメリット!!
これはほんの一部で、実際はもっと思いついてしまいました。
里帰り出産しないメリット・デメリット
同じように里帰り出産しないメリット・デメリットも考えてみました。
【メリット】初めての育児を夫と一緒に始められる
- 出産まで夫と一緒に暮らせる
- 自宅からも夫の職場からも近い病院で出産できる
- 万が一、1人の時に産気づいても自力でタクシーを呼んで移動できる場所に病院がある
- 夫が出産に立ち会える可能性が高まる
- 初めての子育てを夫婦一緒に始められる
- 出産する病院の先生や助産師さんと信頼関係を築くことができる
- 産院の近くに総合病院があり、いざという時も安心
- 出産の前後、新幹線や飛行機で長時間移動する必要がない
私たち夫婦にとって初めての子どもなので、夫と一緒に育児を始めたい気持ちが強いです。
また、今住んでいるまちは地元に比べて設備の整った病院が多く、いざという時に安心だと思いました。
【デメリット】実母のサポートにいつまでも甘えられない
- 遠方に住む両親がわざわざこっちにやって来るのが大変そう
- 夫の両親に頼らなければならない部分があるかもしれない(仲は良いけど、実の親ではないので気を遣う)
- 出産後、実母のサポートを短期間しか受けられない
里帰りする場合、3カ月~半年くらい実家に滞在する人もいるとか。
一方、里帰りしない場合は出産後の短い期間しか実の親に甘えられない不安がありました。
赤ちゃんのことを第一に考えた結果、里帰りしないことにした
里帰り出産すること・しないことについて、それぞれメリット・デメリットを考えてみました。
「里帰り出産する方がいい」理由を見ると、ほとんど自分のことしか考えていないようなものが目立ちます。
「里帰りしない方がいい」理由の方が数も多く、内容にも説得力があるように感じました。
そして、赤ちゃんの負担について考えてみました。
- 生後間もない時期に、育児に不慣れな親に抱かれて長時間・長距離移動すること
- 夏でも涼しい田舎のまちから、「南国」と呼ばれるほど暑いまちに帰ること
- 生後すぐにパパの存在が身近にないこと
生後すぐに大きく環境が変わったり、パパと触れ合えなかったりするのはかわいそうかも……。
迷った末に、里帰りせずに出産することに決めました。
里帰り出産しないなら夫の協力は不可欠
私もまだ出産前なのですが、夫の協力が望めかったら里帰り出産するしかなかったかもしれません。
出産後は実家の母も、県内に住んでいる義母も手伝いに来ると言ってくれていますが、
毎日生活を共にして一番身近にいるのは夫です。
夫が家事にも育児にも非協力的な人だったら、出産前後のしんどい時期にそばにいて欲しくないと思います。
里帰り出産をするかどうか考える時には「旦那さんがどれくらい家事や育児に協力的か」も大事なポイントです。
里帰り出産しないことが正解かはまだ分からない
里帰り出産しないことを決めましたが、この選択が正解かどうかはまだ分かりません。
出産後の大変さがどれくらいのものか、今は想像するしかないからです。
子供が生まれたらてんやわんやで、「実家に帰ればよかった」と 思うことがあるかもしれません。
それでも最後には「やっぱり、こっちで産んでよかった!」と思えるようにベストを尽くすしかないですね!
里帰り出産のメリット・デメリットをよく見極めて
いま妊娠中の方も、近い将来子どもを産みたいと考えている方も、
初めての育児を「どこで」「誰と」「どんな風に」始めるかは必ず考えることだと思います。
実家が離れている場合も、里帰りすることだけが正解ではありません。
ご自身の状況や気持ち、パートナーや家族の意見などを踏まえて、ベストに近い状態で出産日を迎えられるといいですね!