妊婦の皆さん、こんにちは!
妊娠中って甘いものが無性に食べたくなりますよね。
今回のテーマは「 妊娠中にアイスを食べ過ぎるとどうなるか 」です。

- 妊娠中にアイスなどの甘いものを食べても大丈夫?
- 甘いものを食べ過ぎると赤ちゃんにも悪影響があるの?
- 痩せ型だから食事制限はしなくてもいいよね?
こんな疑問に答えます。
私はもともと痩せ型で妊娠後期になっても体重が5キロ弱しか増えませんでした。
だから

まだまだ太っても大丈夫だし、食事制限はしなくてもいいや~
と思っていたのですが、妊婦健診で食べ過ぎを指摘されてしまいました。
自分の失敗をもとに 、妊娠中の甘いものとの付き合い方をご紹介します。
- 体重は増えてないのに「食べ過ぎ」と言われたワケ
- 妊娠中にアイスの食べ過ぎが良くない理由
- 妊娠中にアイスを食べる時の注意点
体重は増えてないのになぜ?食べ過ぎを指摘された理由
妊婦さんが食べ過ぎを指摘される時って、体重が増えすぎた時だけだと思っていませんか?
私も指摘されるまでそう思っていました。
もともと、間食は多い方ではなく、甘いもの大好き!ってほどでもなかったので

特に注意しなくても、いつも通りで大丈夫!
と思っていたのですが……
妊娠7カ月最終日の妊婦健診で

ん~お母さんちょっと食べ過ぎてるみたいだよ。
と指摘されてしまいました。
それまでずっと順調だったのに、なぜ????
赤ちゃんの頭が大きい!(ただし遺伝の可能性も)
食べ過ぎを指摘された根拠のひとつは、赤ちゃんの頭が大きくなっていたことです。
妊婦健診では頭の大きさや大腿骨の長さなどを測定し、順調に成長しているかどうかを診てもらいますよね。
わが子は今まで特に何の指摘もされずに育っていたのですが、ここにきて頭の大きさが平均値を超えてしまったのです。
出産予定日は5月31日なのに、頭の大きさは5月17日生まれ相当まで成長していました。
頭の大きさは遺伝の可能性もあります(私も子どもの時、頭大きかったんです)が、
糖分の摂り過ぎでも起こることがあるそうです。
羊水の量が多め!(別の原因も考えられます)
次に羊水の量を調べてもらって

やっぱり、ちょっと多いね。
羊水の量が多いってことは、お母さん食べ過ぎてるね。心当たりない?
と言われました。
羊水の量はお母さんが糖分を摂り過ぎていると、増えることがあるそうです。
しばらく甘いものを控えてから次の健診に臨んだら、平均値に戻っていました。
「多め」程度なら深刻に悩む必要はないそうです
原因は夫が買ってくるアイス
妊婦健診で食べ過ぎを指摘された原因は「アイス」 でした。
健診後すぐに産婦人科の栄養士さんに食生活を見てもらったところ、食事の量は問題なし。
むしろ、「肉や魚をもっとプラスしてください!」と言われるほどでした。
ただひとつ、心当たりがあったのは夫が仕事の帰りに買ってくるアイスクリームです。
夫は甘いもの好きで、この時期は練乳入りのアイスにドハマリ。
特に健診前の1週間は2日に1回買って帰ってきて、晩御飯やお風呂上りに2人で食べていたんです。

原因はそれだね!
前にもブラックサンダーが大好きで、奥さんの分も買って来ちゃう旦那さんがいたよ。
夫は良かれと思って私の分も買ってくれていたのですが、実はあまり良くない習慣だったんですね。
妊娠中にアイスの食べ過ぎが良くない理由
妊娠中は甘いものの食べ過ぎはNGですが、特にアイスの食べ過ぎが良くない理由は次の2点です。
アイスは糖分・乳脂肪が高い=健診結果に影響が出やすい
種類にもよりますが、アイスは甘いものの中でも糖分と乳脂肪が高いのが特徴です。
自分では「これくらいなら大丈夫」と思うような量でも、血糖値がグンと高くなります。
特に病院に行く前の日や直前に食べてしまうと、
- 羊水の量が増える
- 尿検査で糖が出てしまう
といった形で健診結果に影響が出やすいそうです。
体が冷えてしまう=血行不良やむくみの原因に
アイスは夏場やお風呂上がりなどに食べると、冷たくて美味しいですよね。
つわり中も「アイスは食べられた!」という方もいらっしゃると思います。
でも、アイスを食べ過ぎると体が冷えてしまうので、特に妊娠中は要注意です!
妊娠中はホルモンバランスの変化によって、ただでさえ体が冷えやすい状態。
さらに体を冷やしてしまうと、
- 血行不良
- むくみ
- つわりの悪化
- お腹の張り
- 下痢や腹痛
など、さまざまな不調を引き起こします。
妊娠中はとにかく体を冷やさないように気をつけましょう。
妊娠中にアイスを食べる時の注意点
「妊娠中は一切アイスを食べてはいけない」というわけではありません。
アイスを食べるなら次の5つを守ってください。
- アイスは1日1個まで(さらにカロリーも要チェック!)
- 健診の前日にはアイスを食べない
- 晩御飯の後や寝る前には食べない
- 体を冷やさないようにする
- 抹茶・コーヒー・ラムレーズン・ミントは避けて
理由を順番に説明しますね。
アイスは1日1個まで(さらにカロリーも要チェック!)
言うまでもありませんが、1日に何個もアイスを食べるのはNGです。
妊娠中に食べてもいいお菓子は1日200kcalが目安。
例えば、明治エッセルのスーパーカップ(超バニラ)は1個374kcal!
ハーゲンダッツのバニラ味は1個244kcal!
どちらも1個でカロリーオーバーです……。食べるならご家族と半分ずつ食べるのが良さそう。
アイスは高カロリーなものが多いですが、200 kcal 以内の市販アイスもいくつかあります。
例えば、ロッテの雪見だいふくは1個82 kcal !森永乳業のピノは1粒 31kcal !
アイスを食べるなら、出来るだけ低カロリーな商品を選んでください。
健診の前日にはアイスを食べない
アイスを食べるなら健診の前日は避けましょう。
先ほども説明した通り、羊水の量や尿検査の結果に影響が出やすいです。
晩御飯の後や寝る前には食べない
アイスを食べるなら、遅くとも3時のおやつまでにしましょう。
晩御飯の後やお風呂上りなど夜に食べてしまうと、食べた分のカロリーが消費されません。
アイスに限らず、甘いものや果物は夜ではなく日中に食べるのがおすすめです。
体を冷やさないようにする
アイスを食べると、どうしても体が冷えてしまいます。
カーディガンやひざ掛けなどで体を温め、アイスを食べた後は温かい飲み物を飲むなど、
冷え対策をしっかり行ってください。
抹茶・コーヒー・ラムレーズン・ミントには注意して
アイスの食べ過ぎが良くないのはお分かりいただけたと思いますが、
妊娠中はアイスの種類にも注意が必要です。
まず、抹茶味やコーヒー味のアイスにはカフェインが含まれています。量はそれほど多くありませんが、
カフェインを一切摂らないようにしているなら避けた方がいいでしょう。
久しぶりにカフェインを摂取すると、少量であっても寝つきが悪くなったり、吐き気を催したりする場合があります。
ラムレーズンのアイスにはごく少量のアルコールが含まれています。
妊娠中のアルコール摂取は胎児に悪影響を与える、ということはご存じですよね。
アイスに含まれている量では胎児に影響することはないと言われていますが、
少量のアルコールでも気になるママはラムレーズンのアイスはやめておきましょう。
ミント味のアイスは子宮の収縮につながる可能性があります。
ハーブティーの中にも子宮を収縮させる効果を持つものがあるように、ミントも要注意です。
それほどたくさんのミントが含まれているわけではないのですが、
お腹が張りやすい方や切迫早産・切迫流産の傾向がある方は避けた方がいいでしょう。
体重や血圧に問題がなくても甘いものは要注意!
体重や血圧が急上昇していなければ、食事に気を遣う必要はないと思っていませんでしたか?
私も体質的に低体重・低血圧なので、特に甘いものを控えなければ!と思ったことはありませんでした。
でも、体重や血圧が問題ないからと言って好き勝手に甘いものを食べていると、
知らず知らずのうちに赤ちゃんに悪影響を与えているかもしれません。
特にアイスは高カロリーで影響がすぐに表れます。
妊娠中にアイスを食べるならカロリーや食べるタイミング、種類に注意して、
くれぐれも食べ過ぎないようにしてくださいね!!